設立のいきさつ

 昨年12月16日に新聞記事で一澤信三郎さんの会社にとんでもないことが起きたということを知りました。
 一澤さんのご兄弟が相続のことでなにか大変ということは、どこからともなく耳にしていましたが、信三郎さんご本人がお話になることはありませんでした。あくまで、身内のこととして黙っておられ、普段はあのふんわりとしたお人柄で、皆楽しくお付き合いをさせていただいていました。私たちもご本人がお話にならないことを、無理にお聞きしてもと思い、皆があの新聞記事が出るまでは何もお手伝いができない状態でした。お店にうかがうと、信三郎さんはこれまでのいきさつを丁寧に説明をしてくださり、遺言書のコピーまで見せてくださいました。

 何をどうすればいいやら、お話を聞いても考えがまとまらないままに数日が過ぎました。ちょうど、年末の24日に偶然に出会った数名が、何か自分たちにできることはないのかなあと話をしているときに、ふと、「『私たちは一澤信三郎さんを応援しています』という新聞広告をだせへんかなあ」という話になりました。「そうだ!そうだ!」これはいいかもしれないと、さっそくいろんな人に呼びかけようという話がまとまりました。
 お正月、趣意書の原稿や、会のメンバー、具体的にどのようなことをするのかを相談しました。「私たちは一澤信三郎さんを信頼し、応援します」というみんなの気持ちを多くの方々に伝えたいという思いは募るのですが、新聞広告の費用がどの程度のものであるのか、全くわからないので、これについては詳しい方にお尋ねしました。結果は、私たちが考えている以上に高額の費用がかかることがわかりました。
 ただ、じっと成り行きを見ているだけでは落ち着かないので、とにかく会を立ち上げようということになり、一澤信三郎さんのことを心配している友人、知人に呼びかけました。最初、新聞広告を出そうという目的があり、そのための醵金を募るということで呼びかけを始めたのですが、新聞広告は高額であるため、現在、違う方法での告知を検討しています。
 醵金につきましては、信三郎さんご夫妻、及びお父様と親交のあった方々に呼びかけており、今のところは広く一般の方々までにお願いをすることは考えておりませんので、お気持ちはとてもうれしく思いますが、せっかくお問い合わせを下さった方々にはお詫び申し上げます。
 「応援する会」のホームページができ、応援をしてくださる方々からのメールが続々とはいってきており、私たちも大変心強く思っております。これからは、信三郎さんご夫妻、行動をともにされた加工所の皆さんの新しい門出をいろんな形で応援していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2006年3月3日
一澤信三郎さんを応援する会・事務局

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